【メモ】debian 11 にリアルタイムカーネル導入

mpd で音楽再生していると,やはり debian だとリアルタイムカーネル, ubuntu だと linux-lowlatency カーネル入れた方が音が良くなるんすよね.

debian 11 の場合

$ sudo apt update
$ sudo apt install linux-image-rt-amd64

ちなみに ubuntu 20.04 LTS の場合

$ sudo apt update
$ sudo apt install linux-lowlatency

【メモ】debian 11 に Dropbox を CUI インストール

本当にメモ程度.

まずインストール.https://www.dropbox.com/ja/install-linux のコマンドラインを使った Dropbox のヘッドレス インストール を参照.

$ cd ~ && wget -O - "https://www.dropbox.com/download?plat=lnx.x86_64" | tar xzf -

新規作成した.dropbox-distフォルダから Dropbox デーモンを実行.

$ ~/.dropbox-dist/dropboxd

以下引用.

サーバーで初めて Dropbox を実行する場合、使用中のブラウザでリンクをコピーして貼り付けて新規アカウントを作成するか、既存のアカウントとサーバーを連携させるように指示が表示されます。その後、Dropbox フォルダがホーム ディレクトリに作成されます。コマンド ラインから Dropbox を管理するには Python スクリプト をダウンロードしてください。アクセスしやすくするには、PATH のどこかでスクリプトに symlink します。

Dropbox をインストールしてアカウントを最大限に活用

https://www.dropbox.com/ja/install-linux

Python スクリプトをダウンロードする.Dropbox を Linux (CUI環境)で利用する を参照.

$ mkdir ~/bin
$ cd ~/bin
$ wget -O dropbox.py "http://www.dropbox.com/download?dl=packages/dropbox.py"
$ chmod a+x dropbox.py

適時動作確認.スクリプトコマンドは以下.

$ dropbox.py
Dropbox command-line interface

commands:

Note: use dropbox help <command> to view usage for a specific command.

 autostart    automatically start Dropbox at login
 exclude      ignores/excludes a directory from syncing
 filestatus   get current sync status of one or more files
 help         provide help
 lansync      enables or disables LAN sync
 ls           list directory contents with current sync status
 proxy        set proxy settings for Dropbox
 puburl       get public url of a file in your Dropbox's public folder
 running      return whether Dropbox is running
 sharelink    get a shared link for a file in your Dropbox
 start        start dropboxd
 status       get current status of the dropboxd
 stop         stop dropboxd
 throttle     set bandwidth limits for Dropbox
 update       download latest version of Dropbox
 version      print version information for Dropbox

同期が終わっていたら,下記のコマンドで「最新の状態」と表示される.

$ dropbox.py status
最新の状態

このままだと OS を再起動した場合,Dropbox は起動しない.デスクトップでログインすると,自動起動するようにデフォルトではなっている.それでも構わないが,Debian をサーバとして使う際は,OS 起動時に Dropbox も起動して欲しい.Dropbox を ubuntu にインストールして自動で同期する設定 及び [CentOS 7] systemctl で動かしている Dropbox が気がつけば落ちてしまう現象を解消した方法 を参照.

$ sudo vi /lib/systemd/system/dropbox.service

[Unit]
Description=Dropbox Client Service

[Service]
User=USER
Type=simple
ExecStart=python3 /home/USER/.dropbox-dist/dropboxd
Restart=always

[Install]
WantedBy=multi-user.target

USER はユーザー名に置き換えて下さい.記述が終わったら読み込み.

$ sudo systemctl daemon-reload
$ sudo systemctl enable dropbox
$ sudo systemctl start dropbox

色々書きようはあるのでしょうけど,とりあえずこれで動いている.

【メモ】debian 11 に samba インストール

ユーザー追加が色々あって,メモ.

まず,samba 自体をインストール.

$ sudo apt install samba

samba へのユーザー追加.debian のユーザー名を hoge とする.

$ sudo pdbedit -a hoge
new password:
retype new password:

あとは /etc/samba/smb.conf を適当に編集して(ヲイ ,samba を再起動.

$ sudo systemctl restart smbd

【メモ】Debian 11 に NVIDIA のプロプライエタリドライバをインストールする

Debian 11 PC で使っている Intel Pentium G4600 の内蔵グラフィックが遅いので,余っている NVIDIA GeForce GT 1030 を使う.こちらの記事を参考にしました.なお,Music Player Daemon (MPD) を使うためにリアルタイムカーネルをインストールすると,ブート時にこの NVIDIA のドライバー絡みでエラーを吐くようになるので注意.

参考にしたのは以下の記事.

https://linuxhint.com/install-nvidia-drivers-debian-11/

まずは apt-line に contrib と non-free を追加

$ sudo apt-add-repository contrib
$ sudo apt-add-repository non-free
$ sudo apt update

これから debian PC をシャットダウンして,NVIDIA GeForce GT 1030 を挿した.

さて,起動するが,画面が映らない.他の PC から ssh で debian PC (foober) にログインする.

$ ssh hoge@foober

確認.

$ lspci | egrep 'VGA|NVIDIA'
01:00.0 VGA compatible controller: NVIDIA Corporation GP108 [GeForce GT 1030] (rev a1)
01:00.1 Audio device: NVIDIA Corporation GP108 High Definition Audio Controller (rev a1)

NVIDIA のドライバをインストールする.

$ sudo apt install nvidia-driver

途中,nouveau とコンフリクトするから再起動しろとダイアログボックスが表示されるので,OKする.インストール終わったら,再起動.

$ sudo reboot

確認.

$ lsmod | grep nvidia
nvidia_drm             61440  3
drm_kms_helper        278528  1 nvidia_drm
nvidia_modeset       1232896  6 nvidia_drm
nvidia              34205696  198 nvidia_modeset
drm                   618496  6 drm_kms_helper,nvidia_drm

【メモ】Debian 11 (bullseye) で ibus の使い勝手が悪いので、fcitx5 に換える

多分英語配列キーボードを使っているからかもしれない.しかも HHKB ユーザーだし.https://wiki.debian.org/ja/I18n/Fcitx5 参照.

まず ibus を削除.

# apt remove ibus

fcitx5 と fcitx5-mozc と gnome-shell-extension-kimpanel をインストールし,uim をアンインストール.

# apt install fcitx5 fcitx5-mozc gnome-shell-extension-kimpanel
# apt remove uim uim-mozc

im-config を実行.Fcitx5 を選択.

$ im-config

一旦再起動.

「アクティビティ」から「検索ワードを入力」で fcitx5-configtool を実行.あるいは「アクティビティ」「アプリケーションを表示」から「Fcitx5 設定」を実行.

「アクティビティ」「アプリケーションを表示」から「拡張機能」を実行.”Input Method Panel” を ON にする.

【メモ】 Debian 10 での自動サスペンドの無効化

Music Player Daemon (MPD) サーバ機にするために Sky lake アーキテクチャの Pentium G4400 を積んだ古い PC に Debian 10 を入れました.ただし,PC/サーバー用DVDイメージ (64ビット) でインストールしています.

Ubuntu 20.04 LTS だと GUI ログインしないヘッドレス運用の場合,ssh で入ると

$ aplay -l
aplay: device_list:274: サウンドカードが見つかりません...

と表示されます.この状態ですと,MPD が動作していても,音が出ません.一方,Debian 10 であればヘッドレス運用であっても,ssh で入った場合に例えば

 $ aplay -l
**** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト ****
カード 0: PCH [HDA Intel PCH], デバイス 0: ALC887-VD Analog [ALC887-VD Analog]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0
カード 0: PCH [HDA Intel PCH], デバイス 1: ALC887-VD Digital [ALC887-VD Digital]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0
カード 0: PCH [HDA Intel PCH], デバイス 3: HDMI 0 [HDMI 0]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0
カード 0: PCH [HDA Intel PCH], デバイス 7: HDMI 1 [HDMI 1]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0
カード 0: PCH [HDA Intel PCH], デバイス 8: HDMI 2 [HDMI 2]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0

とサウンドデバイスが表示されます.この状態であれば,音が出ます.

ところが,Debian をインストールしたは良いのですが,一定時間過ぎると電源が落ちてしまいます.ハードウェアの問題かなとグラフィックボードを交換してみましたがやはり落ちてしまいます.それでダメ元でと, Kaby lake アーキテクチャの Pentimu G4600 を積んだ PC に Debian 10 を入れて放置したら,一定時間過ぎるとサスペンドに落ちていていました.

もしかしたら Skylake Pentium G4400 PC の方は本来サスペンドに落ちるところを電源が落ちてしまったのかもしれない.それで「 Debian 10 サスペンド」で検索をかけたら,望みの情報がヒットしました.

Ubuntu,Debianの自動サスペンドの解除

debian10の初見20分サスペンド殺し問題

Debian 10で自動サスペンドの無効

自動サスペンド機能により20分以上が操作がないとサスペンドへ移行するなんて知らんがな.ということで,設定ファイルを開きます.

$ sudo vi /etc/gdm3/greeter.dconf-defaults

この中で,ファイルの最後の方の

# Automatic suspend
# =================
[org/gnome/settings-daemon/plugins/power]

この辺りで,

sleep-inactive-ac-timeout=1200

この 1200 を 0 に変更します.

sleep-inactive-ac-timeout=0

使っている PC はノートパソコンではなくデスクトップ.バッテリーの場合の設定は必要ないと思いますが,念の為.

sleep-inactive-battery-timeout=1200

これも 1200 を 0 に変更.

sleep-inactive-battery-timeout=0

書き換えたら再起動して,20分以上放置してみます.これでサスペンドに落ちていないか確認します.